2015年1月30日金曜日

~高校3年生 特別講座~

 藤村では高校3年生の中の進路決定者を対象に、特別講座を実施しています。
今年度からの取り組みで、この講座の中にボランティアを取り入れました。
 ボランティアの内容は大きく分けて
  1. 学校内の施設、近隣地域の清掃
  2. 外部施設へのボランティア活動
で行いました。今回はどのような内容で実施しているかをお知らせします。

 まず学校内、近辺の清掃についてです。手始めに普段自分たちが利用している施設で、日常ではなかなか掃除しないような場所を対象に掃除をしていきます。階段の手すりや廊下、体育館など掃き掃除と水拭きを駆使して掃除をしました。


 また、学校内の清掃が終わったら、学校周辺の道路から最寄の井の頭公園までゴミ拾いをしました。みな一様に『FUJIMURA』と書かれた青いジャケットを羽織って出動します。 


 学校周辺は綺麗だったためそこまでゴミが多くなく、張り切っていた生徒も肩透かしを食ったような印象でしたが、井の頭公園では見えにくいタバコの吸殻なども見逃さないような積極さを見せてくれました。「ありがとう」と道行く人に感謝されることも多く、生徒たちも喜んでいました。

 外部施設のボランティア組は、武蔵野市内のコミュニティーセンターで行われている親子にこにこ広場への参加組と、杉並区にある児童館への参加組に別れて行きました。
 親子にこにこ広場は0~3歳児が多く、絵本を読み聞かせたり親子で体を動かしたりしました。参加した生徒の多くは児童教育の進路決定者だったため良い経験になったと思います。
 児童館組は子どもとボール遊びをしたり、積み木をしたり、1月にちなんだ『正月遊び』も経験しました。子どもたちの積極性にも負けずに生徒たちもどんどん学んでいきました。

 清掃、ボランティアともに終わった後に、自分たちのしてきたことをスライドにまとめ、発表していきます。1月30日の発表では中央福祉の会の方やボランティアセンターの方も発表を見に来てくださいました。
 清掃班もボランティア班も自分のしてきたことに自信を持ち、しっかりと発表することが出来ました。発表後一言感想を述べてもらい、行程を終わることが出来ました。

 この活動全体を通して、有意義で非常に良い経験が出来たと思います。今年度良かったこと、改善すべきところをまとめ、来年度の活動に活かしていきたいと思っています。